ギフトとしての揖保乃糸
贈答用そうめんの選び方~ギフトとしての揖保乃糸~
一般的に夏に食べるイメージのある素麺ですが、素麺は長期保存が可能であり、豊富なアレンジができるため、沢山贈られてきて困る...という心配がありません。縁起が良いということはもちろんですが、受け取った相手の方が消費に困らないということも、素麺がギフトに好まれる理由の一つなのです。夏に贈った素麺を秋から冬にかけてにゅうめんとして食べるなど、長い期間にわたって楽しんでもらうことができるのです。
この記事では、そんな揖保乃糸をギフトとして贈るときの選び方についてまとめてみました。揖保乃糸の老舗製麺所が運営する山海庵が、「素麺ってどれくらいの量を贈ればいいの?」「帯やランクはどれを選べばいいの?」という疑問にお答えします!
そうめんはどのくらいの量を送ればいいの?
一般的な素麺は、2束(100g)で1人前とされています。贈答品として素麺は、相手が消費に困らないということが特徴の一つではありますが、どのくらいの量を贈るのが最適なのかと迷う方も多いと思います。下記に当社製品を例にご紹介いたします。
贈る相手の家族の人数や消費量をイメージする際の参考にしてみてください。
(例)当社製品「揖保乃糸 上級古 KA」の場合
50g×19束...約10食分→URL
50g×34束...約17食分→URL
どのランク(等級)の揖保乃糸を贈ればいいの?
揖保乃糸には、小麦粉の種類や麺の細さ、作り方の違いによっていくつかの等級があります。赤い帯の「上級」が最も生産量が多く(全体の80%)、スーパーなどに広く出回っているのもこちらの等級です。
一方で特級や縒りつむぎ、熟成麺などは、一般の方々の食卓に上る機会は少ないと思います。それぞれに味や食感に特徴があるので、お中元などの機会に大切な方に贈り、「日常は口にしない高級そうめん」として違いを楽しんでいただくのに最適です。
揖保乃糸の等級について、詳しくはこちらの記事「揖保乃糸の種類とその特徴」をご覧ください。
特級(黒帯)
太さ:0.65〜0.70mm/麺の長:19cm/製造時期:12月下旬〜翌2月
縒つむぎ(紫帯)
太さ:0.70〜0.80mm/麺の長:19cm/製造時期:12月〜翌3月
熟成麺(金帯)古/大古
太さ:0.70〜0.90mm/麺の長:19cm/製造時期:12月〜翌3月
上級(赤帯)
太さ:0.70〜0.90mm/麺の長:19cm/製造時期:10月〜翌4月
太作り
太さ:1.10〜1.50mm/麺の長:19cm/製造時期:5月・9月
山海庵のおすすめ
最後に、シーンや贈る方の好みにあわせて、揖保乃糸の山海庵がお勧めする商品をご紹介します。
〈揖保乃糸を初めて食べる方におすすめ〉
「特級(黒帯)」「上級(赤帯)」
贈り物の定番でありながら、洗練された上品な味わいで、はじめて揖保乃糸を食べる方には、是非一度ご賞味頂きたい素麺です。
〈揖保乃糸を食べたことがある方におすすめ〉
「縒つむぎ(紫帯)」
「特級(黒帯)」「上級(赤帯)」とは違う独特のもちもち触感を味わうことができ、いつもとは一味違う揖保乃糸を楽しんで頂けるのではないでしょうか。
「熟成麺」
厚生労働省認定の国家資格である「製麺技能士」有資格者が作り上げる手延べそうめんです。コシが強い素麺がお好みの方に人気の逸品です。
〈山海庵オリジナル商品のご紹介〉
「熟成ごち素麺」
山海庵オリジナルの「熟成ごち素麺」は、創業220年の老舗である日本丸天醤油と共に開発した、こだわりのつゆが特徴のひとつで、変わり種の贈答品としてご満足頂ける逸品です。お中元やお歳暮のみならず、カジュアルな手土産にも最適です。
「五種の麺の食べ比べ」
揖保乃糸5種麺(特級品、熟成麺、夢双、縒つむぎ、上級)を詰め合わせた食べ比べ商品で、各素麺のおいしさとともに体験価値をお渡しすることができます。
〈縁起物、お祝い事におすすめ〉
鮮やかな紅白素麺の詰め合わせで、喜びと感謝を伝える際にピッタリの商品となっております。
今回ご紹介した製品以外にも、山海庵ではシーンに合わせた最適なギフト製品を多数取り揃えております。下記のリンクより是非ご覧ください