手延そうめん「揖保乃糸」は何が違う?~揖保乃糸3つの特徴~

手延そうめん「揖保乃糸」は何が違う?~揖保乃糸3つの特徴~

手延そうめん揖保乃糸は、厳選された良質な小麦と赤穂の塩を原料とし、そうめんづくりに適した温和な気候風土のもとで育まれてきました。また、およそ600年受け継がれる伝統の手延製法のもと、幾度もの創意工夫を凝らし、職人たちが丹精込めて作り上げてきました。

日本三大そうめんの一つとして、多くの方々に愛される手延そうめん揖保乃糸ですが、他のそうめんとの違いはどこにあるのでしょうか?今回は、その3つの特徴から、手延そうめん揖保乃糸の魅力に迫ります。

 

その一:なめらかさとコシ

手延べそうめん揖保乃糸の特徴は、茹で伸びしにくいなめらかさと、コシのある食感です。めん適性の高いASWという種を原料にした小麦がなめらかさを生み、グルテンの網目立体構造がコシを作ります。

 

※手延製法と手打ち/機械製法との違い

手延べ製法:縄状に方向性をもって配列している点が特徴で、断面積あたりのグルテン繊維密度も高くなっています。
機械製法:配列に方向性なく、記事を生成するグルテン繊維が太く粗い網目を形成しています。

 

揖保乃糸が長年愛され続ける理由は、機械製そうめんや手打ち、パスタなどの他の製法では得られない独特の味わいにあるのです。

揖保乃糸の伝統製法に関する記事はコチラ→「揖保乃糸」ができるまで

 

その二:徹底された品質管理

揖保乃糸は、兵庫県手延素麺協同組合の厳しい管理のもとで規格統一、品質管理が行われています。

兵庫県手延素麺協同組合に加盟する組合員は約460軒で、全て組合所属の検査指導員が品質検査して、標章を添付しています。そして、全量を組合専用倉庫で厳重に保管します。

兵庫県手延素麺協同組合についてはコチラ→https://www.ibonoito.or.jp/

 

〈手延べ製麺技能士〉

製造技術及び専門的な知識が認定された、熟練と経験を要する手延べそうめん製造者を「手延べ製麺技能士」といい、厚生労働省認定の国家資格です。


〈ひょうご食品認証制度〉

兵庫県は、県産食品の安全性や特長等を確認・認証する以下の「ひょうご食品認証基準」により、安全・安心な環境づくりを推奨しています。

 

1)「個性・特徴」

生産方法、品質などに個性・特長があること。

2)「安全性の確保」

食品衛生法等の法令基準が遵守されていること。

3)「安心感の醸成」

生産履歴がきちんと記録され、公開できること。

また、「揖保乃糸 播州小麦」は「兵庫県認証食品ひょうご推奨ブランド」に認証されています。

 

その三:帯で見分ける7つの等級

揖保乃糸には、大きく7つの等級があります。好みやギフトシーンに合わせて、種類をお選びいただけることも、多くのお客様に選ばれ続ける理由なのです。

揖保乃糸7つの等級は以下の通りです。

 

1.三神(黒帯)

※希少製品のため、オンラインショップでのお取り扱いはございません。 


2.特級(黒帯)

ギフトに最適な”特級”のおすすめはコチラ


3.縒つむぎ(紫帯)

もちもち食感の”縒つむぎ”のおすすめはコチラ


4.播州小麦(緑帯)

※現在オンラインショップでのお取り扱いはございません。 


5.熟成麺(金帯)

コシが決め手の”熟成麺”のおすすめはコチラ

→こちらの製品は、弊社オリジナルブランド「熟成素麺」シリーズとなります。


6.上級(赤帯)

お馴染みの逸品”上級”のおすすめはコチラ


7.太作り

※現在オンラインショップでのお取り扱いはございません。

 

さいごに

揖保乃糸の特徴や魅力はお判りいただけたでしょうか?揖保乃糸は、長い歴史と共に育まれたこだわりの美味しさを持つだけでなく、徹底した品質管理による安全・安心のもとで多くの方々に愛され続けています。我々はこれからも、大切な部分は変えず、さまざまな形で揖保乃糸の美味しさを届けてまいります。